親御さんの考え方が多岐に渡ると
スタッフも成長をせずに要られません。

親御さんが子どもを思う気持ちが
どれほど強いものか
教育職に携わる人間なら
痛感する場面が多々あります。

「我が子には〇〇!」

この「 」の中の”!”がある想いや会話は
危険な発想から来ていると思っています。

どういうことか説明します。
”!”は
時として子どもを苦しめることがあるということです。

過去の私もそうでした。

私は勉強が出来なかった
だから
私みたいに勉強に苦労してもらいたくないために
学習環境を作る必要があると思い、
早期学習が必要だと思っていました。

自分が勉強出来なかったから
知識を早い段階から
詰め込んでおこう。
あわよくば
次の学期分、次の学年分まで教えておこう。

そう思ってガツガツ指導していた時期もありました。

しかし
ある時に大切な人を傷つけていることに気づきました。

本来、子供が持っている
発想力や創造性、協調性までも削ぎ落としてしまい

「Yes」しか言えない。
「従う」しかない。
「そうだと思う」という”固定化した思考”しか持たない。

そういうマイナスな思考と感情、行動をしてしまう子どもを
私のガツガツした教育で
育ててしまった過去があります。

確かに有名な学校に入学しました。
就職氷河期にも関わらず某有名企業に入りました。
けど
その後は普通。
というより取っ替え引っ替え可能な”人材”を作ってしまった。

今思えば
人としの”魅力”
あなただから!という魅力的で他も認める”人財”作りをしなかった。
要は
個人としての魅力が欠落した”人材”を作ってしまったのです。
人材の材は材料の材。
取っ替え引っ替え可能な人材。

その後、父親の白血病闘病で埼玉と秋田を往復する中で
自分の価値観が少しずつ変容し、
結果、
「シンプルさ」を求めるようになりました。

子ども本来の持っている
「無邪気さ」
「突飛押しもない発想と・行動」
「ルーズさ」
「だらしなさ」
それを含めて
子ども本来がもつ子どもらしさ・子どもの良さの中で教育しようと思ったのです。

だから
子どもを観察して
子どもと対話して

その中から
その子にとって良さそうなモノを手探り状態で
提供し続けるようになったのです。

「子どもの良さを見つけ、引き出し、引き伸ばす」

そんな教育です。

今振り返ると

「我が子には〇〇!」

これって子育て放棄と同じだと今なら言い切れます。
親の自己満足
親の”こーあらねばならず”の現れだと。

確かにレールというか
環境は整えてあげる必要はあります。

しかし
選択しようがない、選択肢を用意するのは有りえない。
そういうことです。

部下も上司の思うように育ちません。
会社も同様です。
でも
我が子ならどうにかなる!
そういう発想からです。

でもどの時代も、何でも

強いもの
偉いもの

よりも
「柔軟に変化するもの」が生き延びていくのです。

強いられて作られた「仮面の強さ」や「学力」より

本来備わっている「根っからの強さ」と
その強さを壁にぶつかりながら、乗り越え、落とされ、
また乗り越え続けて得た「芯の強さ」
ある意味「刺激的な経験から学び得た知識とスキル」を身につけ
『あらゆるものに対応する力』がもっとも生き延びる(=社会的評価)。
そう思っています。

さて
今日このような記事を書いたのには何件かの問い合わせ対応からです。

夕方の電話
「STUDY HOUSEは医学部受験も対応しているのですよね。うちの子を医学部に入れたいので指導してもらえませんか」


「すみません。事情がわかりませんが当方では親御さんだけの進路希望だけで指導をすることは出来ないので、秋田市城東十字路にある〇〇進学塾なら医学部生を輩出しているので、そちらをお薦めします。」

また
問い合わせメールから
「うちの娘の成績が思うように上がらないので部活やめさせて勉強に集中させたいと思います。STUDY HOUSEさんは自学習から面倒を見てもらえるということでお願いしたいと思います。」

私の返信
「娘さんの意思と希望で部活をやめて勉強に向かうのでしたら、一度カウンセリングお願いします。もし娘さんは事態を知らず親御さんだけのご希望でしたら、申し訳ありませんがご縁が無かったと当方は考えております。映像教材と自習室が充実している〇〇さんならばご希望を叶えて頂けると思いますので、一度体験授業に参加することをお薦め致します。」

最近、メールでの問い合わせが多くなったこともあり
電話と違い
親御さんの呼吸と合わせて対応が出来ない分、
真意が汲み取れませんが

親御さんの”!”系が多いです。

確かに夏休み前に英語0点だった生徒が
単元満点とったり
数学で分数の問題も完璧に解けなかった生徒が単元満点とったり
高校生でも
現代文・古文の偏差値が40台だったのが模試で偏差値60を超えたりと
実績が顕著になり始めたら
お客様の要望が
刺激的なものが多くなってきました。

お子さんは
目の前に健康で存在してくれているだけでも、ありがたいこと。
学校に行っているだけでも、ありがたいこと。

憎たらしいことや言うこと聞かずに
ついつい大声あげたりしちゃうけど、それでもお腹痛めて生まれてきた愛おしい子。

だからこそ
親御さんの要求も高くなることわかります。

けど
我が子と自分は違います。
全く違う存在なのです。

兄弟で性格が違うように
全く違う存在なのです。

ちびまる子ちゃんに出てくるキャラ同様に
親子で顔は似ているかもしれません。
けど
性格・タイプは違います。
思考は似ると思いますが
そもそも持っているものは

天上天下唯我独尊 なので全く違います。

この
唯一無二の存在だと言うことを分かれば
締め付けることは無くなります。

親の不安は杞憂で終わります。

子どもは今の世の中
いつでもリカバリーしてくれる社会で育っているのです。

そう
人は
いつか、その人なりにヒーローになれるのです。

親がヒーローを作るのではありません。

もともとお子さんはヒーローで
何でヒーローになるか
どの分野でヒーローになるか見極めることが大切なのです。

ちなみに
「子どもに〇〇”!”」と言う親ほど
他人から見たら
出来ていない親のケースが多いです。

だから
親になられば、「親磨き」をする必要があるのです。

己を磨き、誠を大きくする「=己磨誠大(きませいだい)」
※誠_与えられた使命

子どもは親が輝くと魅了されます。

親に魅力が無くなったら
へそ向きません。

結果
言うことなんて聞きませんし、その場を繕うようになります。

部活やめて、勉強しろ!

勉強したとしても
絶対に子どもは勉強している風に繕います。

自学習もただただ埋める作業をし始めます。

押し付けから派生して「思考しない脳」なので
教科書・テキストに書かれていることを
丸写し、暗記に走ります。

自己解釈をしないで理解しようとするので
回り道で時間も掛かり
結局、範囲を終わらせられず
また知識の活用ができないため
点数も上がりません。

自分の意思でやらなければ
絶対に集中して学習もしないため
成績は上がりません。

いいじゃないですか
成績悪くても。
結局成績を気にしているのは親です。

その子の人生です。
その子が成績を気にして、やっぱり自分は〇〇になりたいから、勉強する!
でも
勉強の仕方がわからない、、、、。

そんな時に親が登場です!
「STUDY HOUSE行こう!」って。

STUDY HOUSEなら
勉強の仕方教えてくれて
授業以外でも
自学習出来て、
自学習中して分からないことがあったらサポートするスタッフがいて、
高校生なら
担当の講師にLINEで質問対応してもらえるから!って。

すみません。
最後は番宣みたいな感じです。

今回、何を伝えたかったか。
それは

子どもが自発的になり手を差し伸べてくれるまで、
親が力(=知識・技能・情報)を蓄えてもらいたい。

そういうことを言いたかったのです。

すみません。長くて。。。。

と言うことで
STUDY HOUSEは今週は月〜金までは7時30分から開校。
土日は10時から開校。

学校が始まる27日からは
毎週月〜金まで6時30分開校。

勉強を頑張る生徒を全力で応援します!

小学生は授業料4000円台で、
中学部の学習教材の豊富さは以前伝えた通りですが
最近は
高等部の学習教材の充実さは負けません!と言うくらい充実してきました。

追記
今日は木曜日なので受験生とカウンセリングを行う日でした。
定期的なカウンセリングの中で
子どもたちの学習進捗を把握するのと、
週末に掛けて学習気愛を入れます。
今度の日曜日にSTUDY HOUSE受験生がどのくらい成長したか測るテストがあります。
結果を公表します。私自身も期待しています。

STUDY HOUSEはピグマリオン効果を使って運営しているので
成果は必ず出ます!!