おはようございます。
STUDY HOUSEの後藤です。

本日は

児童期・学齢期(6歳~12歳)

児童期・学齢期は、子供が小学校に入り、
学習したり、お友達との集団生活に適応したりする時期です。

発達課題は【勤勉性】です。

ここでいう勤勉性とは、社会に関心を示して自発的に加わろうとしたり
宿題など物事を完成させること。周囲から認められたりすることを行うことです。

自分の行った事が周りの人達からしっかりとほめられ、励まされた時、
これまで頑張れたこと全てが、自分の心の中で受け入れられるようになり、 能感】 を育んでいきます。

有能感=友達や仲間ができる事は、「自分にだってできる」「自分にだってやれる」「友達に劣っていない」と感じることのできる心だと言えます。

この時期に頑張れた事や、チャレンジできたことが少なかったりすると、
「有能感」 の育みも小さくなってしまいます。
いくら頑張ってもうまくいかず、周囲に認められない経験が積み重なると、
自信を無くして劣等感を募らせていきます。

劣等感が強まると、友達関係や学力など様々なところに影響を及ぼし、学校不適応に陥る可能性も高まります。

「勤勉性」 と 「劣等感」 との 葛藤 を乗り越えてゆくことに対して
サポートする事が、心的支援に繋がる大切な事と思えます。