おはようございます。
STUDY HOUSEの熊田です。

本日のおすすめ本は

愛着障害
ー子ども時代を引きずる人々ー

本書は、
STUDY HOUSEでイベントを開催して頂いている
菊池智子さんから紹介頂いた本です。

子育ての先輩である菊池さんが
「もっと早く出会いたかった!」とおっしゃっていたので
紹介頂いたその日に、本屋へ行き購入。読んでみました。

実際読んでみて、
子どもの立場になり
ずーーーーーんと落ち込んだり
母親のことを想って読んだ詩を読んで、
泣いてしまったり。

母親と子どもの関係性が
その子の性格や対人関係に影響する事を
著名人を例に分かりやすく記載されていました。

この本は、
子どもの年齢に関係なく
母親に読んでもらいたい本です。

本より抜粋

子どもは、愛着という安全地帯が確保されているとき
安心して外界を冒険しようという意欲を持つことができる。逆に、母親との愛着が不安定で、安全基地として十分機能していないとき
子どもは安心して探索行動を行うことができない。
その結果、知的興味や対人関係においても、
無関心になったり消極的になったりしやすい。

最近、草食動物や結婚を意識しない若者が多いですが
それも愛着障害のようです。

唯一無二の存在である母親が正しい愛が必要だそうです。

私自身の話をすると
私は10代〜20代はやりたい事をやらせてもらい生きてきました。
例えば10代の時、大学休学中に一人で千葉へ行き
親に相談せずにアパートの賃貸契約をしようとしました。
さすがに未成年一人で契約はできないので
母親に契約書を郵送し、契約をお願いしました。
アパート代は自ら払うと決めて。

親になってみて、娘が知らない土地で一人暮らしをする事を
許す勇気ってすごいなと感じました。
私が母親になってから、「あの時不安はなかったの?」と聞いたら
「心配で毎日毎日不安だった。
まして、女の子だし、変な人に騙されないか、何か事件に巻き込まれないか、
毎日不安だった。
でも、一人でやって失敗してみなければ分からない事もあるし
やらせてみた。」と言っていました。

感謝しかありません。

私も、何かあれば母や父がいてくれる
親が本当に大切な存在であれば
犯罪に手を染める機会がもしあったとしても
自制できると思います。
絶対的安全地帯があったから
この行動ができたのかと思います。

この経験はとても大きく今では
興味あるものには、一人でも平気で行きます。
興味のある人には、見知らぬ人でも自分から話掛けます。
興味ある事には、即行動します。

何かに興味を持ち
それに向かって進めるのは
私に安全地帯があったからなんだ
本書を読んで、親への感謝が深まりました。

母親のように大きい心で安全地帯となれるよう
もっと、もっと息子と向き合ってあげなくてはと思いました。

子どもと共有できる時間なんて
実際あっという間に過ぎてしまうと思うので
本当に大切にしていきたいです。

本書を読んだ後、
代表に本書を紹介したところ、既に読んでおりました。尊敬します。
更に、著者 岡田尊司さんの別の本のおすすめも頂きました。

そちらも、読んだらご紹介したていきたいと思います。

本書もSTUDY HOUSEにて
無料で貸し出ししております。

お気軽に声かけください。

菊池さん、本書をご紹介頂き有難うございました!

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