おはようございます。
STUDY HOUSEの後藤です。

本日は

幼児前期(1歳6ヶ月頃~4歳)

幼児前期は、全身の筋肉や運動機能が発達し、
自分の意思で行動できるようになる時期です。
発達課題は【自律性】です。

お父さんお母さんから「しつけ」を受けるなど
ありのままを受け入れてもらえなくなる時期です。
保育園に通園すれば一緒に過ごす時間も短くなり、
子供は不安を感じることが多くなります

トイレトレーニングなどで成功すると褒められたりすると
そのこと自体が「自律」の心の育みに繋がります。
失敗すると恥ずかしい思いをする経験を積み重ねることも、心の育みに繋がります。
自律性(自分をコントロールすること)を身につけようとします。

この頃から一人遊びが始まります。
見守られながら一人遊びの世界を広げ、自分の事が自分でできるようになる自律の心の育みを獲得していきます。

親の意志によって過剰にコントロールされたりしたまま、
この時期を迎えてしまうと、
自分自信の心を素直に受け入れられずに内に閉じ込めてしまったり
恥ずかしいと思う気持ち(恥)が強くなりすぎて、
自分に自信ができずに自己主張出来ずにいたり、「疑惑」に心を覆われてしまう事もあるようです。

やはり親の無償の愛などによってしっかり甘えさせてあげる事がとても大切なようですね。

ある種、「依存」のように思われる場合もあると言えますが、
「自律」は「依存の上」に成り立つことを考えると、
その必要性が理解できるように思えます。
子どもの意思で興味や関心のあることを自由にやろうとすることはとても大切で、
そこから育まれる心が、実は次の段階の育みにも大きく影響していきます。