今日は3.11
東日本大震災から9年。

9年前に勤務していた高校の事を
鮮明に思い出します。

そして同時に
この3.11がきっかけで私が退職決定する期間を短くしました。

それは
教員としてやれる事の限界。

当時の同僚は私以外は全く支援活動しませんでした。
被災地にも行っていません。

有事で動く!

小学1年生の時に
能代で起こった
日本海中部沖地震で被災した自らの経験から

有事で動く!
人様のために生きる!

当たり前だと思っていました。
ましてや
公務員なら尚更だと思っていました。

逆に動きに動いた私は
白い目で見られましたね。

でも全国の教員仲間を動かして
被災地に何度も行きました。

そんな当時、一緒に行動した教員仲間は
私に取って宝です。

そんな教員仲間から電話連絡がありました。

「須合さん、俺、今月の給料返納します。既に文科省にも電話しました。」

、、、、。

コロナウイルスの影響で学校が休校
教員に支払う給与ってどうなるんだろう。
そう思っていた矢先の電話でした。

愛知の教員仲間は管理職に掛け合って
学校内学童を開設。

大分の教員仲間は同僚とタッグを組み
オンラインで補習授業を開始。

など

教員でも頑張っている。
国民、県民に誇れる、税金でご飯を食べさせてもらっているという使命を持って
働いている教員はいるのです。

STUDY HOUSEの教え子でも
将来教員になりたい!
と思っている生徒は多く

そんな生徒の中に
「サラリーマン教員にはなりたくない!だから留学して経験を積む!!」

あああああああああああ

こんな事を言わせてしまった
彼女が見た教員団、罪です。

そして
彼女に留学のチャンスを与えた大人の方々
素敵です。

何より
彼女の留学を最大限の措置を決定した
彼女の通う
秋田市内の私立女子高校の校長!

めっちゃナイスです!!!!!!

前例をぶち破ってくれました!
特進の彼女、国際コースへの転籍がこれまでの定石。

それを
彼女の想いを組んで
10ヶ月間の留学後、特進の席に置いてくれる。

この措置。
英断だと思いますし、私は心からこの学校のTOPは凄い!と思います。

だから
年々、合格実績をあげて
特に
東北大学への現役合格、医学部への現役合格の実績を残しています。

嬉しい
嬉しい

教育を通して
生徒の可能性を更に拓く

最幸っす。

倍率数倍のアメリカへの留学試験。
突破したSTUDY HOUSE生!

おめでとう!!!!

おめでとうの後の通う学校の生徒を想う措置。
ありがとうございます!

3.11に起こった、Wの奇跡。
彼女も彼女の家族も震えましたよ!!!

さてさて
STUDY HOUSEではこんな外様から見たら
”奇跡”みたいなことがよく起こります!

生徒には
「私が強運だから!」と言いますが。

私、本当に強運です。
良い意味でも強運。
悪いことも強烈に引き当てる強運でもあります。

しかし
いつも目の前のことは
良いことも
悪いことも

全て”自分事として「学び」”だと思っています。

明後日は秋田県高校入試の発表。
決して全てうまく行かないことも分かっています。

手塩に掛けて育てた生徒。
全員合格!を願います。

しかし
うまく行かないことも分かっています。
早い学校では今日
遅くても明日の午前中に高校内で入学候補者の選考会議が開かれます。

元高校教員だから
選考会議の裏側が分かる分、
堂々と点数だけで合格基準に満たしてもらいたい。
願うばかりです。

だって
今日もSTUDY HOUSE受験生は
このようにガリガリやっている訳です。

しかも
明日からは
毎日16時から17時30分は
以下のプリントをやろう!って
みんなで決めてガリガリやるそうです。

あ、このプリントは凄い良いプリント!!!
高校が始まる前にやるだけで
絶対に
絶対に
最初の中間テストで上位に入れると思っています。

しかも
このプリント中学内容と高校の最初の内容が上下に並んでいるので
中学内容の復習が出来たのちに
下段の高校内容に触れる。

よって
高1ギャップと呼ばれる学習の壁を
低くしてくれる
そんな学習プリントです!

それを今からガリガリって。
3月16日からは高校準備講座で高校数学の講座がスタート。

学習を進めていると気持ち的に下がる時があります。
でも
STUDY HOUSEは無学年制を取っているので
現高校生がどれくらいやっているか
受験生も分かっている。

中には同じ部活の憧れの先輩が居たりするわけで、、、、

親御さんからの差し入れて下さった
抜群に上手いお菓子をポリポリ食べながら
頑張ったり!

兎に角、毎日学習を続ける
20分でも良い。

毎日、毎日やる!!!

そこにこだわってもらいたい。
学習の成果は
3.11の復興の歩み同様に
止まることなく、
コツコツと前に進んでいるように。

最後に。
実はSTUDY HOUSEはまだ若い塾です。
高校受験した生徒第1号の生徒が今年大学受験をしました。
その中で印象深い親子が居ます。

その生徒が今日、お母さんと
都内の国立大学に合格したしたお礼にSTUDY HOUSEに来校。

この子とのやり取りは
本当にドラマ、ドラマでした。

1つだけ伝えると
彼がSTUDY HOUSEから遠のいた時期がありました。

が、
お母さん。

ずっとSTUDY HOUSEに月謝払い続けて居ました。

「息子の帰る場所、いつでも戻れる場所のために払わせて下さい。」

こんな親御さん居ますか?

私は彼が戻って来てから
何度、この話をしたか。

「お前、今度逃げたら承知しないからな!」

彼はやりました。
やり切りました。

そして手にした定員10人だけの学科への合格。

この子も上記のSTUDY HOUSE生と同様に
将来、教員になります。

STUDY HOUSEは
通う生徒の”価値”を更に上げるために存在します。

そして
将来、価値上げしたSTUDY HOUSEの卒業生が
今度は
価値づくりをする
価値を提供する側になって
人づくりをします。

嬉しいです。
嬉しいスパイラルを今後も続けられるように
私も精進します!